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12月1日ゴミゼロこと堀田康夫さんを偲ぶ会

ついに、この日を迎えてしまいました。

今年の正月明け、ゴミゼロさんは消防出初め式の七色放水を激写しようと天王川公園の池のほとりに潜んでいたのですが、相当寒かったようで風邪引いたと、予定されていた新年会を延期。
いつまで経っても熱が下がらないというので、拗らすと大変だからすぐに医者へ行きなよ!と脅したのですが、まさかそのまま入院するとは、誰も思っていませんでした。
だから本人も、「なんか肺炎で入院らしいから、暇だからネット繋げるオモチャ持って来て・・・」と電話掛けてくるので、イオンの980円SIMを挿したスマホを持って行き、入院手続きしている横でゴミゼロさん用にセットアップ。
ゴミゼロさんもせっせとmixi日記を更新していたんだけど、肺炎はなかなか治らない。
それどころか、息苦しさは日増しに増していき、遂には酸素吸入まで受ける始末なんだけど、本人は、「メシがマズイ!何か美味いモノ持って来て!」「オマルで用を足せ?そんな非人道的な事が出来るか?断固拒否する!オレはトイレへ行くんだ!」とか頑固に抵抗。
でも、約束の土曜日にコンパルのサンドイッチをテイクアウトして持って行くと、
「ゴメン。ベッドから動くの禁止令出されちゃった。オレは後で食べるけど、ちょうど妻が来ているから、談話室で一緒に食べてって・・・。」
ゴミゼロさんの分としてベッドサイドにおいといたミックスサンドは、夕飯代わりに酸素マスクを外して根性で食べたらしい。
コンパルのサンドイッチって、具たくさんで厚みがハンパないんだけど、よく食べられたよなぁ。

その夜中に集中治療室入りしちゃったと聞いて、げ!?もしかしてあのサンドがトドメを刺した?
もう少し食べやすいものにしておけば良かったかも・・・と後悔したのは、内緒です。

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それからしばらくしてICUを出てきたゴミゼロさんですが、気管挿管されていた人工呼吸器が、気管切開されてしまいました。つまりは長引くという事です。
肺炎でガス交換機能が落ちているので、麻酔薬の他にご禁制のブツまで盛られて代謝を抑えられているのですが、目が合うと「よお!」と合図してくる。
ついでに話しかけようとするので、ポン!と喉に繋がれたホースを吹き飛ばしてしまい、息が出来なくて目を白黒。こちらも慌ててホースを繋いで、二人ともヤレヤレ・・・
最初は眠っている=眠らされている日々が多かったのですが、だんだんと薬を絞っていき意識が覚醒してくると、身振り手振りで訴えます。「いったい、どうなっちまったんだ?」

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どうもこうも、僕も分からないよ。よく判らないけど、その様子だと肺がやられているらしい。肺は大変だねぇ。
大きく頷いて「うん」
なんて会話を最初はしていたのですが、そのうちに退屈になってきた様子。
そりゃあそうだよね。首根っこを呼吸器で固定されているので身動き出来無いし、見えるのは天井と頑張っても壁だけ。
これは殺風景だというので、ゴミゼロ倶楽部の仲間に募って春の写真を集めました。
で、看護士さんが怪我しないように角の丸いプラスティック製の額を探してきて、点滴棒を借りてプチ写真展。
何枚入れ替えたかなぁ。そうそう病棟の規則でお見舞い出来ないお孫ちゃんの姿を見せてあげよう!と、病院の玄関前で撮影会もやっちゃったっけ。
車に積んできたプリンターでその場でプリントして、病室に届けるなんて事もやりました。

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さすがはゴミゼロさんで写真見せたりカメラを触ったりすると、気力が沸いてくるようで、快復度が早くなります。E-M5なんて「触らせろ!」と手を伸ばしておねだり。
でも、散々触りまくってから文字盤使って「デ・ザ・イ・ン・が」悪い?「ウン」

病状は良くなったり他のところが悪くなったり、二進一退の状態が続いているんだけど、カメラの話だけは目を輝かせるというか、「まずは業界の情勢を聞かせろ」と要求してくるんです。
仕方が無いので、部下のようになって報告していました。刑事コジャックみたいな鬼上司相手に(笑)

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あと。エアーでしか語れない、というか、ジェスチャーか文字盤でしか意思疎通の方法が無いので、ゴミゼロさんなら何をどう考えるのか?というシュミレーションを、常に頭の中でしていました。
そんなのを半年を続けていれば、すっかり感化されちゃいますよね。
いつのまにか、ゴミゼロさんの視点を意識した考え方が、身についてしまいました。
おかげで、ミノルタ社歌「千代の光」で泣けるようになってしまいました。
これじゃあ、立派なミノルタンだよ。もう会社ないのに、どうしよう?(汗)

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でも、本当はOM-2以来のオリンパスユーザーなんですけどね。
ミノルタはAFがウリだったので、頭から馬鹿にして触ったことすら無かったんですけど・・・と元気だった頃のゴミゼロさんに言ったら、あはは!と笑ってから、おもむろに津島の神棚からα7を出してきて言われました。
「まずは使ってみろ。レンズも貸してやる。全部Gレンズだ。すべてオレの自信作だ。」

すぐにフィルム5本撮りました。でも、告白すると、まだ現像すらしていないんですけど(大汗)

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写真はミノルタメーリングリストの四天王。NIFTYサーブのフォーラム時代から、ゴミゼロさんはユーザーとの交流を大切にして・・・というか、自らもユーザーの一人として盛り上げて楽しんでいた。
ゴミゼロさんがもっとも脂が乗りきっていた時代なので、それはそれは大騒ぎだったのだろう。
この四人の胸中は、ゴミゼロ時代しか知らない僕には判らない。

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今回のオフ会の一番の反省点。それは時間が足りなかったこと。
よく考えてみれば、いつものオフ会は開店と同時に突撃して、ゴミゼロさんの終電まで粘っていた。
今回は18時から始めたんだけど、3時間では足りなかった。
せめて17時スタートにすべきだった。そうすれば、「ミノルタでさァいこう!」も歌えたんだ。

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ちなみにこの写真は2次会のワンシーン。
18時から21時まで1次会やって、21時半から90分二次会やったけど、まだまだ全然語り足りない。
おまけに、ホテルのラウンジ使ったら、他のお客さんがカラオケ始めちゃって、何にも聞えない(苦笑)
おもわず、「千代の光」を歌おうか?と思ったけど、カラオケのレパートリーにあるはずも無いのだ。
話し足りない面々は、この後は部屋に移動して、夜中の1時過ぎまで語り続けたのでした。

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てな具合に、ゴミゼロ名古屋オフ「ゴミゼロさんを偲ぶ会」は、湿っぽさの欠片もなく、わいわいガヤガヤと続いたのでした。
でも、考えてみれば、ゴミゼロさんを偲ぶ(=昔を懐かしんで語り合うこと)と、あの豪放磊落なキャラクターからは笑顔しか思い浮かばないのですけどね。

カメラやレンズの作り手と、最先端の使い手たるプロカメラマン、それにエンドユーザーである我々が、ゴミゼロさんを偲びながら隣り合って一緒に杯を酌み交わす。それはゴミゼロさんがもっともやりたかった「写真文化」を具現化した空間だったのかもしれません。
本当に、楽しくて素敵な1日でした。

何回忌かに、まだやりたいな・・・
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コメント

音楽家の惠藤憲二と申します
日記いいですね

No title

はじめまして。
「ぶっ飛び!」の方へのコメントですよね(笑)
こんな具合に、中学生達が頑張っています。
もちろん、ゴミゼロさんも大ファンでした(^_-)

No title

とりあえず一周忌に「おしかけゴミゼロオフ会」をやりましょう。

ナナハンさん

おしかけ津島オフですね。
やりましょうか(笑)
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